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ブログ2024.12.26
スタートアップが「TikTok」「Instagram」を活用するための完全ガイド
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現代において、SNSを活用したマーケティング戦略はスタートアップにとって欠かせない要素となっています。中でも「TikTok」と「Instagram」は圧倒的な利用者数と高いエンゲージメント率を誇り、適切に活用することでスタートアップの成長を加速させることができます。本記事では、なぜこれらのプラットフォームを活用するべきなのか、具体的な効果、成功事例、自社運用と外注の比較、さらに具体的な運用手順について詳しく解説します。
なぜ「TikTok」と「Instagram」を活用するのか?
「TikTok」と「Instagram」はそれぞれ異なる特性を持ち、スタートアップの成長において重要な役割を果たします。
TikTokの特徴と活用理由
- 短い動画でインパクトを与える: TikTokは15秒から3分程度の短い動画が中心で、視覚的インパクトが重要です。
- 若年層へのリーチ: 主なユーザー層は10代〜20代であり、特に若年層にアプローチしたいスタートアップに最適です。
- バズの可能性: アルゴリズムにより、フォロワーが少なくても面白いコンテンツが拡散されやすい仕組みがあります。
Instagramの特徴と活用理由
- ブランドイメージの構築: Instagramは視覚的に美しい画像や動画を通じて、ブランドストーリーを伝えるのに最適です。
- 幅広い年齢層: 若年層から30代以上まで、幅広い年齢層にリーチ可能です。
- ショッピング機能: Instagram内で直接商品を販売することができ、購買促進に役立ちます。
これらを組み合わせて活用することで、スタートアップは以下のような成果を期待できます。
- 認知度の向上: ブランドや製品をターゲット層に効果的にアプローチ。
- エンゲージメント率の向上: フォロワーや潜在顧客とのコミュニケーションを強化。
- 売上の増加: 購買行動を促進し、直接的な収益を向上。
実例: 成功した企業事例
事例1: カネボウ化粧品「リップモンスター」
- 背景: コロナ禍でのマスク生活が続く中、「マスクを外した時でもかわいくいたい」というニーズに応えるため、「リップモンスター」を開発しました。
- 施策:
- TikTokで人気TikTokerを起用し、商品の特徴や使用感を紹介する動画を投稿。
- ユーザー参加型のアンケートやレビュー投稿を促進。
- 結果:
- TikTok上での口コミが広がり、発売から約1年で累計出荷本数350万本を突破。
- 若年層の間で「バズコスメ」として認知されました。
事例2: 大塚製薬「ファイブミニ」
- 背景: 食物繊維とビタミンCが配合された栄養ドリンク「ファイブミニ」は、元々30代から50代をターゲットにしていました。
- 施策:
- TikTok上で自然発生的に若年層のインフルエンサーがレビュー動画を投稿。
- 視聴者が「ヘルシーで試しやすい」と反応し、トレンド化。
- 結果:
- コンビニでの1日の販売数が2倍に急増。
- 新たな若年層の顧客を獲得し、売上が向上。
事例3: サンリオの商品開発とInstagram
- 背景: キャラクター商品の開発・販売を行うサンリオは、Instagramを通じてユーザーとのコミュニケーションを強化しました。
- 施策:
- ユーザー参加型アンケートやコンテンツ投稿を実施。
- キャラクターの魅力を活かした投稿を通じてファンとのエンゲージメントを向上。
- 結果:
- フォロワー数やエンゲージメント率が増加。
- 商品開発にユーザーの意見を反映し、顧客満足度が向上。
自社で作成する場合のメリット・デメリット
メリット
- コスト削減: 外注費用を抑えることができる。
- ブランド理解の深さ: 自社の価値観を正確に反映可能。
- 柔軟性: トレンドに迅速に対応し、運用計画を調整できる。
デメリット
- リソース負担: 動画編集や画像作成には時間やスキルが必要。
- 成果の不安定さ: 経験が不足していると効果が出にくい。
外注する場合のメリット・デメリット
メリット
- 高いクオリティ: プロの制作会社による質の高いコンテンツ。
- 最新トレンドの活用: トレンドを熟知した専門家がサポート。
- 効率的な運用: 運用全体を一括で依頼可能。
デメリット
- コストが高い: 月額10万〜50万円の費用が必要。
- ブランドの一貫性: 自社のビジョンが十分に反映されない場合がある。
外注費用の目安
- 初期コンサルティング費用: 約10万〜20万円
- コンテンツ制作費用: 1本あたり5万〜10万円
- 月額運用費用: 約10万〜50万円
自社で運用する場合の手順
- 目標設定: 認知度向上や売上増加など明確なKPIを設定。
- ターゲット分析: 年齢層や興味をデータで把握。
- アカウント作成: 統一感のあるプロフィール設定。
- コンテンツ計画: 投稿テーマや頻度を決定。
- コンテンツ制作: 写真や動画を撮影・編集。
- 配信と分析: 投稿後のエンゲージメントを分析。
- 改善: データを基に継続的に施策を見直し。
まとめ
「TikTok」と「Instagram」は、スタートアップが短期間で知名度を上げ、売上を増加させるための強力なツールです。自社で運用するか外注するかは予算やリソースに応じて判断し、継続的な改善を続けることが成功の鍵です。
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代表取締役社長は、株式会社電通にてコピーライター、CMプランナー、デジタルプランナー、ビジネスプロデューサーを歴任してきました。現在は自身もスタートアップを立ち上げて事業会社を経営しており、経営視点を取り入れたクリエイティブ提案が可能です。